ロルフィング セッション体験記(8)

今回からは身体全体が上手く噛み合って動くように調整していく。私のロルフィングのテーマ(なりたい身体のイメージ)を、「悠々と動ける身体」に決めた。セッションはなんだか地味な印象だったけれど、とても重要なプロセスらしい。

2009年12月26日

ロルフィング セッション8

《上半身或いは下半身の繋がりと統合。静的バランスの確立。》

朝起きると、右足の足首と膝に軽い痛みがある。面白いことに上半身は、左側の肩や背中、腰が凝っている。

ところで、なぜかロルフィングを受けに行くときは、雨の日が多い。今日は久しぶりに晴れているけれど、心のどこかで、やっぱり途中で雨が降るんじゃないだろうかと疑う自分がいる。(笑)

少し早めに家を出て、コンビニでお茶とおにぎりを買う。駅へ向かう途中の公園でおにぎりを食べる。施術者(ロルファー)の永井さんから、セッション8が始まるまでに自分がどんな身体になりたいか考えておいてくださいと言われていたのだが、まだはっきりとしたイメージが出来ていなかったので、ベンチに座ってぼんやりと考えてみる。

のびのび動ける身体?いやいや、「のびのび」は良いんだけど、もう少し大人っぽくて堂々としいて「自信」や「余裕」を感じる言葉と言うことで「悠々と動ける身体」をテーマにすることに決めた。

それから、何年か前に西表島でカヌーに乗ったり、ジャングルをトレッキングするツアーに参加して、とても楽しかったことを思い出した。なので、都会にいてジムやスポーツで鍛えた身体ではなくて、自然の中で遊ぶうちに筋肉がついたような身体を目指そうと思った。

できれば、背中がのっぺりした感じではなく、立体感がでてくると男性としてかっこ良いのではないか。以前は、仰向けに寝ていても背中全体がべったりとベッドに接している感覚しかなかったけれど、ロルフィングを受けるようになって肩甲骨の出っ張りを感じられるようになって来た。この肩甲骨の感じを大切にして行けば、かっこいい「男の背中」も夢じゃないかも知れない。

さらに、慢性の肩凝りは、自分でも凝っていることが感じられなくなる。病気ではないけれど、未病と言うやつである。なので、なにかをして筋肉痛になるとかは良いが、自分でも気付かないような慢性の不調とはおさらばしたい。病気でも未病でもなく、身体を本来の「気持ちいい」状態にしたい。これを私の「なりたい身体」と言うことにしよう。

浜大津の駅に着いて、永井さんのところまで歩きながら、そう言えばロルフィングを受けるまでに、何か身体のためにお金や時間を投資したことがあっただろうか?と自問してみる。残念ながらあまり思い浮かばない。ロルフィングと出会ったおかげで、自分の身体についてしみじみと考える機会が出来たのは、本当にラッキーだと思う。

時間どおりにロルファー(施術者)の永井さんのところに到着する。セッションルームに入ると、いつものように身体の調子を聞かれた。ようやく上半身が少し楽になってきたことを伝える。

次に、さて、いよいよロルフィングも8回目になりましたねと言う話になる。ロルフィングのセッションは、全部で10回のコースになっているのだが、毎回テーマが決まっている。

最初の1回目から3回目までは、主に身体の表面の筋肉にアプローチし、4回目から7回目までは、深層の筋肉にワークを行う。そして、今日、私が受ける8回目のセッションからは、身体の統合がテーマになってくる。

アイダ・ロルフ博士がロルフィングを作るうえでも、この順番を決めるのに、ずいぶん苦労を重ねたらしい。そい言えば、以前、永井さんも、ロルフィングのすごいところは、筋膜に目をつけたことよりも、むしろ10回のセッションの組み合わせを考えたことだと思うと言うような意味のことをおっしゃっていた。そのときは、ピンと来なかったけれど、今になってみると、その意味がなんとなく分かったような気がする。

永井さんから、今日は、ご自分の感覚として、上半身と下半身、どちらのワークをしたいですか?と質問される。もし、8回目の今回、下半身を選べば、次回の9回目は上半身がテーマになる。逆に、今回、上半身を選べば、次回は下半身になる。正直なところ、自分自身の身体の感覚としては、何とも言えない。

そもそも私がロルフィングを受けようと思ったきっかけは、肩凝りである。デスクワークが多いので、ロルフィングでいくぶんは改善したとは言え、今でもやっぱり首や肩が凝る。少しでも早く、肩凝りが楽になって欲しいと言う気持ちはある。しかし、ロルフィングの考え方から言えば、身体を土台から(下半身から)改善して行くと言うのが筋道だとも思う。

急がば回れと言うことわざもある。ここまで来たら、ロルフィングの基本に忠実に従って下半身から取組んだ方が、肩凝りについても満足の行く結果が出るのではないだろうか?

そこで、身体の感覚ではなく、頭で考えた答えですがとお断りしたうえで、私としては下半身から始めたい旨をお伝えした。幸いなことに永井さんも、セッション毎に撮影していた写真を見て、下半身からの方が良いかなと考えていたと言うことで、意見が一致した。

続いて、宿題の「自分がなりたい身体」の話に入る。永井さんから、セッション8が始まるまでに自分がどんな身体になりたいか考えておいてくださいと言われていたのだ。

今朝、公園で考えていたことをお話しする。大人らしい自信や余裕が感じられる悠々とした身体。トレーニングではなく、自然の中で遊んだり生活したりするうちに鍛えられた身体。背中(主に肩甲骨のあたり)に男性らしい立体感のある身体。そして、自分でも気付かないような慢性的な「凝り」や不調を一掃して、身体本来の姿に戻すこと。

そのあと着替えをして、下着になる。私の場合は、ロルフィングを受けるときには、一応(身につけて来たのとは)別に下着を用意しておき、それに着替える。かなり長い時間電車に乗って来るので、もしかすると途中で下着が汚れてしまったりする可能性もある。下着を着替えれば、そういう余計な心配をしなくて済むから、ロルフィングに集中しやすいのである。

壁際に立って、前後左右から写真を撮ってもらう。それから部屋の中を歩く。永井さんから、何か気付いたことはありますか?と尋ねられた。今までも何度か調整はしてもらっているのだけれど、やっぱり体重が右側に偏っているように思うとお答えする。

さらに、じゃあ、どのあたりから体重が右側に偏っていると思いますか?と言う質問をされる。今朝起きたとき、下半身は右側、上半身は左側が凝っていたことを思い出した。そこで、下半身は右側に重心が偏っていて、それをカバーしようとして上半身は左に傾いているのではないかと思うと答えた。

永井さんは、なんだか満足そうに頷いて、身体は賢いですからねぇとおっしゃった。

今度は、壁に向かって椅子に座る。足の指を曲げて、足の裏は床に、足の指の裏側が壁につくようにする。手を肩幅ぐらいに開き、壁に手の平をあてる。永井さんの指示で足の指で壁を押したり、手で壁を押したりする。

永井さんは背中の方から私の動きを観察して、足や腕が壁を押したときに、どこの筋肉が動くかを見ているらしい。この観察結果も含めて、今日の8回目のセッションでは、下半身に取組むことに決定した。

まずは、施術ベッドに仰向きになる。永井さんが、今日は手が冷たくてと言う。なるほど足首に手を当ててもらったとき、いつもの温かい手ではなく、ひんやりとしている。体調でもあるのだろうか?でも、自分の手の平の温度まで分かっているところはさすが。

深呼吸する。皮膚がリラックスするイメージと言われる。足首に触る理由を聞いてみた。私なりの理解で話を要約すると、ひとつは、まず最初に身体の末端の部分に触れておくことで、ワーク中に身体の各部に触れたときに抵抗が起こりにくくなる。ただし、ここで言う抵抗とは、私が頭で考える抵抗と言うよりも、無意識のうちに身体が感じる抵抗と言う意味合いの方が強いようだ。

「私(意識)」ではなく、身体そのものに「ご挨拶」をしておく。身体に対しては、言葉で「こんにちわ」と言うより、手を触れることで「こんにちわ」を伝えるわけである。こうすることで、身体は、永井さんからのタッチを安心して受け入れて変化を始める。

ふたつ目としては、人間の身体は、じっとしているときであっても、内側では心臓も呼吸器も血管もせっせと働いている。訓練を積んだ(たとえば、ロルファーさん)だと、じっと足首に触れているだけでも、身体からさまざまなサインを読み取ることができるらしい。

ロルフィングのセッションは、基本的な枠組みは決まっているのだけれど、あとは、クライアントの状態を見ながら施術者(ロルファー)さんが作っていく。つまり一回一回のセッションがオーダーメイドみたいなものなので、ロルファー(施術者)さんとしてもクライアントの身体の状態を感じておく必要があるのだ。

さて、仰向けになったまま、足首が施術ベッドからはみ出す位置まで移動する。足の裏を少しマッサージされたあと、足首を回される。続いて、足の裏に下敷きを当てられる。永井さんがその下敷きを動かすのに合わせて、足首を動かすように言われた。ついて行くのが結構、難しい。ちょっとしたゲームみたい。

ヨガの話をする。ヨガの本を見ながら、ポーズをとって見ようと思ったけれど、準備運動の「足首回し」で挫折した話しをする。足は、沢山の小さな骨や筋肉が集まっていて、足首を回すことでそれらの筋肉が刺激される。なので、ヨガに限らず「足首回し」は、なかなか効果的な運動であるらしい。

永井さんもヨガをされていて、私が読んだ本の著者(成瀬雅春さん)をご存知だった。(ついでに言うとロルフィングの創始者であるアイダ・ロルフもヨガをやっていたらしい)、

仰向けのまま膝を少し曲げて、左右の膝と膝の間にボールを挟む。ボールは小学生のときにドッジボールに使ったような感じのもので、半分ぐらい空気が抜いてあるので、柔らかい。たぶん、柔らかいボールを膝で挟むことで、左右の膝と膝の距離を保ちつつ、力を抜を抜くと言う意味なのだろうと思う。

ボールを挟んだまま、足の指を一本づつ上げる。「足の指を上げると言うよりは、足の裏がのびる感じで」と言われても、難しい。ついつい上半身にまで力が入ってしまう。

私の場合は、特に左足の指を動かすのが難しかった。実際には、足の指を一本づつ動かすなんて出来ていないと思うけれど、とにかく気持ちだけは頑張る。なんだか今回のワークは地味だなと思った。

膝に挟んでいたボールを外したあと、永井さんの肩に、私の足をのせた状態で、股関節を回される。なんだか施術ベッドから落ちそうな気がして、無意識に身体に力が入ってしまう。

緊張感をやわらげる意味もあってか、少し雑談をしながらワークを続ける。インターネットでいろいろなロルファーさんのプロフィール写真を見たけれど、太ったロルファーさんて見かけないですよね、と言う話をした。ロルフィングを通して自分の身体のことを意識するようになると、自然と余分な食物を摂らなくなるのかも知れない。

続いて、ゆっくりと呼吸する。足の裏の中心まで呼吸を送るように、遠くまで届くように呼吸する。呼吸に合わせて仙骨が動くのを感じてくださいと言われる。息を吸うと仙骨が後ろに傾き、息を吐くと前に傾くはずなのだが、どうもピンと来ない。

ここで一旦ベッドから起き上がって、部屋の中を歩く。左に体重がかかっているような気がして倒れそうな感じがする。歩くとふらつく。

足を揃えて直立した姿勢から、膝を曲げる。ゆっくり膝を曲げて行くと右足の脛の外側に、突っ張るような感じがあって痛い。永井さんの指摘によると膝を曲げるときに、骨盤がねじれて真直ぐに降りていないらしい。骨盤を意識しながら、何度か膝を曲げて練習する。もう一度歩いてみると、ずいぶん馴れたのか、ふらつかずに真直ぐ歩けるようになった。

最後にもう一度ベッドに仰向けに寝て、いつものセッションの「締め」のワークに入る。首の後ろ側のマッサージ的なもの、そして、シーツの下から仙骨に手を当ててもらうワークだ。

起き上がって写真を撮り本日のセッションが終了した。着替えをする。今回は、ぐりぐりと痛いワークがなかったので、どうも物足りない。まぁ、10セッションもいよいよ終盤に入ってきたので、身体を大きく変化させる段階は終わり、身体の各部が上手く噛み合って動くように調整して行く段階に入ったのだろう。これはこれで大切なことだ。

帰り際に永井さんと少し話す。どうやら今までの私は、右側にばかり体重をかけていたらしいので、左足にも均等に力をかける(そのために左足の裏を意識する)ことが課題になる。それから今回の「調整」による身体の変化は、私が思っている以上に大きいようだ。さて、これからどんな変化があるのだろうか。

駅までの道を、左足の裏を意識しながら、ゆっくりと歩く。途中でペットボトルのお茶を飲んだ。電車に揺られていると、とても眠い。

喉が乾いていたので、自宅に帰ってから水をガブガブ飲んだ。お腹がすいた。夕食を作るときも、なるべく左足の裏を意識して立つように気をつけてみる。

ロルフィング セッション8終了後の変化

12月27日(ロルフィング セッション8の翌日)
シャワーを浴びるときに足の指に触ってみる。東京に出張する。重心が右側にばかり偏らないように、左の足の裏を意識しながら歩く。一歩一歩意識しながら歩くので、進むのが遅い。

12月28日(ロルフィング セッション8の2日後)
仕事納めである。今日も左の足の裏を意識しながら歩く。

12月29日(ロルフィング セッション8の3日後)
気を抜くと重心がまた右に戻ってしまいそうなので、時々、左の足の裏を意識して歩く。夕方、左の足首に軽い痛みがあった。もともと、左足にあまり体重かけていなかったのが、急に体重を掛けるようになったせいだと思う。右の足首も相変わらず痛い。

12月30日(ロルフィング セッション8の4日後)
ゆっくり過ごす。歩き方がずいぶん自然になってきたように思う。夕方から咳がでる。

12月31日(ロルフィング セッション8の5日後)
朝から咳が出る。職場に行って自分のデスクの周辺を掃除する。年内に片付けておきたい仕事もあったが、体調も良くないので、スーパーで買い物をして早めに帰宅する。

歩くと右の足首に痛みがある。左右のバランスをとりながら歩くのに、ずいぶん馴れて来たように思う。ただし、油断すると、すぐに右に体重が偏ってしまう。なんだか寒気がする。風邪を引いたみたいだ。

自宅の大掃除は早めに済ませてあったので、目についた部分だけ軽く片付ける。振り返れば、あれこれやり残したことも多いけれど、掃除のお陰か気持ちは、とってもすっきりしている。穏やかな大晦日である。こんなに穏やかな年越しは何年ぶりだろう?ちなみに去年はなぜか大晦日に断食をやってたっけ。

お風呂上がりに、前回のセッションでやったように両足を肩幅に開き、ゆっくりと膝を曲げてみる。左右同じように曲がっているようだ。夜は早めに寝る。風邪のせいで身体のあちらこちらが痛む。

2010年1月1日(ロルフィング セッション8の6日後)
元旦ではあるけれど、完全に風邪を引いてしまった。どこへも行かずに一日中ベッドの中で過ごす。そういえば、ダイエットの効果が出始めると、たいてい風邪をひく。身体の状態が変わるときと言うのは、自分自身が考えている以上に身体に負担がかかっているのかも知れない。そのうえ、今回はロルフィングによる身体の変化もあった。

今回の風邪は、変化に対応するために少し休みたいと言う身体からのサインなのかも知れない。もう少し早く気が付いて手を打っていれば、とも思うが、今さら仕方がない。気が弛んでいただけかも知れないが、ちょうど仕事が休みの時期で良かった。大人しく寝ていよう。

諦めてしまうとなんだが穏やかな気持ちになる。だが、今回の風邪は、少し変だ。ちゃんと計ったわけじゃないけど、熱がない。寝ていても汗をかかない。それに私の場合、普通は、風邪を引くと眠くて仕方がないのに、なぜか今回は、眠くならない。

1月2日(ロルフィング セッション8の7日後)
近くのスーパーまで風邪薬を買に行く。体重がどうしても右に偏ってしまう気がする。いかにロルフィングが効果的だと言っても、さすがに何十年もの間に身体に染み付いたクセをかえるのは難しいのかな。

なるべく左の足の裏を意識して歩いてはいるのだが、それだけじゃダメみたいだ。立ち止まったときに、身体の重心を左右に揺らして、ちょうど良いバランスを思い出そうとしてみる。

帰宅したあと、両足を肩幅に開き、ゆっくりと膝を曲げてみる。どうやらこれは、ちゃんと左右同じように曲がっているようだ。

買って来た風邪薬を飲む。咳が出るので、すりおろしたショウガと蜂蜜をマグカップに入れて、お湯を注いで飲む。あと、風邪を引くと不思議とコカ・コーラが飲みたくなる。あの炭酸が喉にちくちくする感覚が好きなのである。明日は友達と出かける予定だったのだが、諦めてキャンセルのメールを入れる。この週末のロルフィングのセッションも延期した方がいいかも知れない。

1月3日(ロルフィング セッション8の8日後)
左足に怪我をして、血が出ている夢を見た。夢の中で、膝を強く押すと、膿みと一緒に銃弾が出てきた。どこかで見たアクション映画の影響だと思うのだが、どうやらこれが今年の初夢らしい。

まだ、咳が止まらない。咳をすると肋骨も動く。背骨にも響く。ちょうど脇の下から指三本分ぐらい下にある背骨のひとつに咳がすごく響いて痛い。なんだか今までにない感覚である。

夜、お風呂に入ったとき、右足の甲を揉んでみる。痛い部分がある。左足を触ったときとは、感じが明らかに違っていて、ごりごりしていた。

1月4日(ロルフィング セッション8の9日後)
夢の中で、ずっと歌を歌っていた。弾き語りのストリートミュージシャンが歌っていそうな感じの、ちょっと泥臭い歌詩だった。とにかくめちゃくちゃな歌だったのだけれど、夢の中では、この下手さ加減が絶対に画期的だと確信していた。

絶対に大ヒットすると信じていたので、目が覚めたら録音して動画サイトにアップロードしようと思った。しかし幸か不幸か、起きたら何も覚えていなかった。

うがいをした直後に、痰の塊みたいのが出て、急に喉がすっきりした。何の根拠もなかったが、「あっ、これで風邪が治った」と思った。どうしても済ませておきたい買い物があったので、外出する。

左足の裏を意識するだけでは、重心のバランスを保てなくなっている。どうしても重心が右側に偏ってしまうのだ。時々、左足だけで片足立ちをして、重心を戻す。

1月5日(ロルフィング セッション8の10日後)
仕事始め。今日から風邪薬を飲むのを止めた。ところが治ったかと思いきや、夕方気温が下がると咳がでる。身体の左右のバランスは良くなっているように思う。

1月6日(ロルフィング セッション8の11日後)
風邪のせいか頭がぼーっとしている。新年会のお誘いがあるが、体調を優先してお断りする。そういえば最近は、肩凝りをあまり感じない。

1月7日(ロルフィング セッション8の12日後)
風邪は少しづつ良くなってきた。やはり気が付くと、いつの間にか重心が右に偏ってしまう。夜、異常なほど気分が落ち込む。

1月8日(ロルフィング セッション8の13日後)
いつの間にか体重が右に偏るので、気付くごとに重心を左に戻す。その繰り返しにうんざりする。なぜか気持ちが落ち込む。

1月9日(ロルフィング セッション8の14日後)
油断するとやはり右側に体重が偏る。特に歩いていて右に曲がるときは、必ず体重が右の足首にかかる。右足首が痛い。気が付くたびに、なるべく左に体重を戻すようにはするが、なんだか不毛な繰返しに思えてきた。憂鬱。気持ちが沈んでネガティブな発想ばかり心に浮かぶ。

※ロルフィング(Rolfing®)は、ロルフ・インスティテュートによって商標登録がされている。